飯豊南部 鏡山(1338.9m) 2016年10月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:09 駐車余地(標高640m)−−7:33 廃林道終点(標高800m)−−7:55 弥平四郎からの登山道合流点−−8:06 水場−−8:23 県境稜線−−9:07 鏡山 9:30−−9:58 県境稜線を離れる−−10:11 弥平四郎からの登山道合流点−−10:21 廃林道終点(標高800m)−−10:35 駐車余地(標高640m)

場所福島県耶麻郡西会津町/新潟県東蒲原郡阿賀町
年月日2016年10月1日 日帰り
天候曇後晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道途中の駐車余地を利用。標高は下がるが正式な駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望北側が開ける
GPSトラックログ
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コメント南側の弥生集落から久良谷沢沿いの林道を上がっていくと駐車場の看板があるが、まだ普通車でも入れそうだったので行けるところまで入ったら標高640m地点まで入れた。この先は廃林道化している。廃林道終点からは立派な登山道が山頂まで続く。988m峰北側鞍部で弥平四郎集落からの登山道に合流するが、こちらの道も良好。登山道は鏡山から北に延びて三国山へと続く




普通車で入れるギリギリの個所に駐車 この先は廃林道状態
草に覆われた廃林道を歩く 廃林道終点
廃林道から登山道が始まる 案内標識
道は山頂まで良好 ブナに彫られた文字
笹の実。ごく一部の笹だけ開花したらしい 処理された倒木。未処理の倒木もあった
登山道分岐 分岐の案内看板
弥平四郎集落方面登山道も良好 登ってきた弥生集落方面登山道
鏡山山頂方向 標高1030m付近の水場標識
水場への入口。沢はすぐそこ 水場の沢
標高1150mで県境稜線に乗る 県境稜線の南西側は踏跡無しで藪に覆われる
ガスの中を進む 鏡山山頂がやっと見えた
鏡山山頂 傾いた三角点
鏡山から見た飯豊(クリックで拡大)
鏡山から見た南東方向 鏡山から見た磐梯山
御西岳避難小屋 飯豊本山小屋
弥平四郎方面分岐 廃林道終点
駐車余地に到着 今回使った駐車余地より下にある正式な駐車場(帰りに撮影)
県道383号線にある登山口案内看板。ここで左折する


 今週末も天気が悪い。最近はこんな調子の週末が多くて困る。広範囲の予報を見ると北の方ほど天気の崩れが少なく、飯豊くらいまで北上すれば早朝の短時間しか雨が降らなさそうだ。ちょっと遠いが涼しくなってきたことだし飯豊まで足を伸ばすことにした。ただし主稜線はほぼ登り尽しているので除外、北部で未踏峰があるが長野から遠く、南側の前衛峰で登山道がある山の鏡山と高陽山だ。会津側から登山道があるそうだ。ネットで調べた記事を印刷して持っていくことにした。

 長野市内から会津は遠い。基本的には新潟まで行き阿賀野川沿いを東へ進むルートだが、悪いことに磐越道で安田IC〜津川IC間が工事で夜間通行止だった。しかたがないので国道49号線を東へ走る。広い道で走りやすく高速並みのスピードで大型トラックに混じって流れに乗る。カーナビの案内で途中で国道459号線に乗り移り山都方面に向かい、さらに県道383号線に乗り北上、鏡山の案内看板がある地点で左へ。

 ウネウネと山道を走ると弥生集落で、鏡山の案内標識に従って集落を抜けると沢沿いの林道へと入っていく。ダートに変わっても路面状況はそれほど悪くはなく、それなりの台数の車が利用しているのが分かる。やがて左手に鏡山駐車場の看板と駐車場が登場するが、ネットの記録によればこの先もずっと林道を歩くとのことで、入れるところまで車で進んでみることに。しばらくは安心して走行できるレベルの路面状況だったが、途中にあった駐車余地を過ぎると徐々に悪化、どこかでUターンできる場所がないか探しながら進むと開けた砂地が登場。駐車余地があるのでここから歩くことにして仮眠。既に翌日に入っていた。雨がポツポツ降り出したが予報では朝には止むらしい。鏡山はそれほど労力を必要としないレベルの山なのでゆっくり出かけてもいいだろう。

 翌朝、明るくなってから起床。睡眠時間が短くまだ眠いが雨は止んでいる。朝飯を食って出発。登山道の状態は不明だが当面は林道歩きなので藪で濡れることはないだろう。まだ雨が止んでそれほど時間が経過していないので、濡れた草木がはみ出していると盛大に濡れてしまうだろう。状況によっては県境稜線を南下して立石山へ立ち寄ろうかとも考えたが、この濡れ方ではちょっと。冬枯れして落葉した時期か残雪期の方がいい。標高が低いので気温は10℃ちょっと。これから日中にかけて気温が上がることを考えてTシャツ半ズボンの夏装備で出発。ザックの中の防寒装備からダウンジャケットは外した。

 私が駐車した場所より先は急激に路面状況が悪化、ちょうど限界点だった。オフロードバイクならまだ入れそうだが4輪車では無理だろう。少し登るとコンクリートの簡易舗装された路面に変わるが、両側から草が侵食して道幅が狭まり、路面は薄っすらとコケに覆われて滑りやすい。

 やがて廃林道終点。低い草に覆われたちょっとした広場になっていた。昔はここまで車で入れたようだが今は不可能。小さな橋のかかった小川を渡って斜面に取り付くと「登山口」の案内標識が登場。考えてみれば「正式駐車場」より先には案内標識は無かったと思う。事前に情報収集しておかないと林道歩きの途中で心配になってしまう。登山道の状況は良好で体に触れる藪は皆無だ。登る人が多いのか登山道の手入れをしているのだろう。この状況なら山頂まで問題なさそうだ。登山道上のでかい倒木が切断された場所もあれば横たわったままの場所もあるので、毎年手入れをしているわけではなさそうだ。

 小尾根に乗って高度を上げていく。頭上の空はちょうど曇りと晴れの境域の境界で、ここより北は青空が広がっている。天気予報どおりだ。もう雨の心配はなさそうだ。久しぶりのブナの純林は気持ちがいい。標高が低いのでまだ紅葉は始まっていないが、あと2週間くらいでいい感じに色づくのではなかろうか。後立山と違ってここのブナの葉は茶色く枯れてはいなかった。笹の中には穂先に実を付けているものも少数ながら存在した。過去の経験では笹の開花は広範囲で同時に起こることが多いが、ここの場合はほとんどの笹は開花していなかった。咲けばその後は枯れて笹藪が一掃されるのだが。

 尾根の傾斜が緩むと太い尾根と合流すると同時に別の登山道に合流。右手は弥平四郎集落から上がってくる道で、整備状況は私が登ってきた弥生集落方面と同程度でよく歩かれている感じだ。左が鏡山山頂方向で、こちらもこれまで同様に体に触れる藪は皆無だ。

 標高1030m付近で「清水あります」との標識が登場、表現がいい。左の谷に顕著な道ができており、降りること数10秒で小さな沢に到着、水が得られる。

 広い尾根を登っていくと県境稜線に達するが標識も無くピークがあるわけでもないので、普通の登山者は気付かない場所だ。私は立石山へと踏跡があるか気になっていたので気を付けて地形を読んでいたので分かったが、残念ながらこれより南側の県境稜線には道は無くブナ樹林と潅木の藪状態。ただし密藪ではないので藪が乾いていれば突っ込む気になれる程度だ。標高がまださほど高くないので藪もひどくないらしい。立石山は宿題だな。この付近で予想外にもガスに突入したが、おそらく雲海の薄い雲の中で天候を悪化させる雲ではないだろう。山頂に到着するまでに雲海上に出られるといいのだが。

 1168m峰も特に標識はなく通過、相変わらず良好な登山道が続く。鞍部に下って登り返したら期待通りにガスの層は薄く再び頭上は青空と雲の境界になった。1190m峰を越えた個所では僅かな樹林の隙間から前方に飯豊本山や鏡山山頂のピークが見えた。鏡山山頂もブナに覆われているが、記録によれは飯豊方面の展望がいいそうだ。間近で飯豊を見るのも久しぶりになる。

 最後もブナ林を登って急に開けた場所に出れば鏡山山頂に到着だ。東〜北にかけて樹林が開けて展望が得られる。飯豊主脈は森林限界を超えているので紅葉する樹木は少ないが草紅葉がいい感じに色づいている。カメラでズームすると飯豊本山と御西岳の小屋が確認できた。西側には牛首山〜櫛ヶ峰の尾根。北東には巻岩山、疣岩山と続く尾根が見渡せた。登山道はこれらのピークを通って三国山まで繋がっているそうだ。今頃になって思いついたが周囲ルートを組んだ方が面白かったな。東側には磐梯山の三角形の姿。その左側にはなだらかな安達太良山と西吾妻山が見えていた。

 頭上の空は相変わらず青空と曇り空の境界線で南は暗く北は明るかった。大して疲れなかったが展望を楽しみながら休憩。誰も登ってくる人はいなかった。鏡山山頂のブナは濃い緑色が僅かにくすんで紅葉が始まりかけだった。

 下山開始。往路を忠実に戻る。車に戻るまで人と会うことはなく、車に乗って林道を走ってもすれ違う車は無かった。鏡山駐車場の看板のあった駐車場では車が1台止まっていたが、おそらく茸取りだろう。まだ寝不足が抜けていないので林道の日影に車を止めて昼寝。ちょうどいい気温だった。

 

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